ポケモンカードゲームにおけるスタンダードレギュレーションの変更についての話。

アローラ!古参平部員です。

工大祭が終わり、サークル活動も一区切り、と言ったところでしょうか。

ポケモンカードゲームでも大きな発表がありましたね。

www.pokemon-card.com

 

 ルールの変更と、スタンダードレギュレーションの変更、という2つの大きな変更が発表されました。

僕は世界大会終了時点の状況から、SMシリーズのカードを全て抱えてソードシールドシリーズに突入すると考えていました。その理由は

  • 直近の「グズマ」や「リーリエ」などの汎用カードの再録が、5/31(Fri)発売の、スターターセット TAG TEAM GX 「エーフィ&デオキシスGX」とスターターセット TAG TEAM GX 「ブラッキー&ダークライGX」に行われたこと。
  • 9月1日から既にシーズン2020が始まっていたこと。
  • 昨年、XYシリーズが使用不可になることとなったスタンダードレギュレーションの変更は8月のJCS(ジャパンチャンピオンシップス)で発表されていたこと。
  • 昨年のSMXY混合レギュレーション当時、海外(おもにアメリカ)はXYシリーズ後期、俗にいうBREAK進化シリーズ以降のカードでスタンダードレギュレーションを行っていたのに対して、日本はXY前期、つまりXYシリーズ全てのカードを含んでスタンダードレギュレーションを行っていたこと。なので、今回も海外とは別のカードプールでポケモンカードゲームを行うことになると考えていたこと。

 以上の要因があったからです。

 なので、僕はスタンダードレギュレーション変更の報を聞いたとき、声を出して驚きました。

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 しかし、思い返してみるとXYシリーズ全てを抱えてSMシリーズとの混合レギュレーションだった当時、特にXYシリーズの再録カードが特殊なエキスパンションマークになっていたことから、カード単体だけでは収録時期を判別不可能であったために、日本ではXYシリーズを分割してスタン落ちさせることが困難だったことを考えると、幾度の再録を繰り返しても頑なにマークを変えなかった、今回のSMシリーズのカードは前回からの改善をしていたのだとも考えられます。

また、最近のポケモンカード公式チャンネルのエクストラレギュレーションの紹介も、もしかしたらスタンダード落ちしてしまうグズマやリーリエの使い道を紹介したかったのかもしれませんね。

 

 

 

因みに以前より私が記事に投稿していた

ジージーエンドBOX争奪戦で使用したジガルデデッキについて
ミラクルツインBOX争奪トーナメントで使用したレシラム&リザードンデッキについて
明日の工大祭で使用する「ウルガモスGX+ドンカラスデッキ」について

 の3つのデッキから、今回のスタンダードレギュレーションで使えなくなってしまうカードを隠してみると・・・

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ジガルデデッキ

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レシラム&リザードンGXデッキ

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ウルガモスGX+ドンカラスデッキ

画像はポケモンカードゲーム公式サイト様で作成したものを加工しました。

どのデッキも半分くらい隠れちゃいましたね。ウルガモスGX+ドンカラスデッキに至ってはウルガモスGX+ヤミカラスデッキになっちゃいました。レギュレーションが変わってしまったら、また1からデッキを考える必要がありそうですね。

カプ・コケコは3つのデッキのうち2度にわたって登場していますが、このカードも本当にいろいろなデッキで見たカードです。このカードが流行るとこのカードが苦手なデッキが減り、このカードの採用が減る。そうするとまたこのカードが苦手なデッキが増えて、このカードの採用が・・・とメタゲームが回っていたのも今となっては懐かしいです。

炎デッキのサポートも溶接工だけになっちゃってますね。さらばグズマ、さらばリーリエ。しんみリーリエです。

 

 

 

ところで、レギュレーションの変更とともに、新しいカードの発表もありました。

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 強すぎるトレーナーズ!!の言に偽りなし。懐かしき全捨て7枚ドロー博士の復活と、なかなかヤバそうなカードの登場です。

1枚目2枚目

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【プリンセスコネクト!Re:Dive】CM「Vチューバーになってみた 年末年始はヤバイ」篇より

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プリコネの年末年始と同じくらいヤバいです。

 それにしても約1年間、家出少女と共にポケモンカードゲームスタンダードレギュレーションを駆け抜けて来ましたが、やはり博士。自分の手札をすべてトラッシュし、山札を7枚引くカードゲームも楽しみでたまりません。全捨て七枚ドローが嫌いな人類が居るでしょうか、いや、居ない。(反語)

 昨年のプラターヌ博士との別れは涙を流したものです。オンオン。

 余談ですが僕のエクストラレギュレーションのデッキには「アララギ博士」が採用されています。イッシュ地方、ブラック・ホワイトの博士ですね。

プラターヌ博士アララギ博士

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 新しいカードの話もいいですが、来季以降も使えるカードの中で、現行レギュレーションで大活躍しているカード、また現環境ではなかなか日の目を浴びなかったカードなどがまだまだたくさんあります。

 みなさんも来期以降に強いと考えているカードが沢山あるのではないでしょうか。

  私が注目しているカードを少し、紹介してみます。もうTwitterなどで話題になってるかもしれませんね。

 

 

ルール変更によって実用性が増したと考えているカード

 これまであまり触れませんでしたが、スタンダードレギュレーション変更とともにルール変更も行われ、先行1ターン目にサポートが打てなくなりました。では先行では何ができるのか、グッズを使う、ポケモンの特性を使う、スタジアムを貼る。

 そんな中で今回は、先行1ターン目にサポートを使えないのなら、どんなカードが新しく注目されるか。について注目してみます。

まずは・・・

「使ったなら、自分の番を終わる。」という制約があるカード

 今このテキストを持っている有名なカードは「カキ」と「ポケモン研究所」でしょうか。前述した通りサポートは最初のターンに使えなくなるので「ダイゴの決断」は今まで通りですが、今回あえて紹介したいカードは・・・

ベイビィポケモンです。

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この画像はポケモンカードゲーム公式サイトでカード検索を行った画像です。

このカード達ですね。とくにピィとソーナノは先行1ターン目で使うことができれば非常に強力な効果になるのではないでしょうか。

ピィソーナノ

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特にピィのはりきりドローは、ドローした後に何もできないとはいえ、サポートの「シロナ」を使用した時のような幸福感を得られます。逃げるエネルギーが0であることから、一度特性を使用した後でもすぐにベンチに下げることができて、次のターンの攻撃の邪魔にもなりません。

鋼弱点を持っていないことから、ジラーチ(SM8a)にビンタされても耐えるのもポイントですね。

ジラーチ

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しかしながら悪抵抗を持っていないため、ベンチが2体並んだゾロアークGXのライオットビートを耐えられないのは・・・もう考えなくていいですね。

ゾロアークGX

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次はスタジアムです。名前は「プレイヤーズセレモニー」

プレイヤーズセレモニー

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かなり希少なプロモーションカードで、山札を2枚引く代わりに自分の番が終わるスタジアムです。前述した通り、先行の1ターン目にはサポートが打てないので、手札のグッズを使い切った後、ポケモンのとくせいを使う予定がないのならこのスタジアムで山札引いて番終わり!という動きは強いですよね。

強いですよね。というか強すぎる気がします。僕はこのカードのエキスパンションマークを見て二度見しました。Bなんですね。本当にこのカードが希少なプロモカードのまま、次期スタンダードレギュレーションに移行するんでしょうか。

ちなみにシングル価格も当然ヤバイです。(ヤバイですね!)ヤフオクを見てみたら5万円くらいでした。

プロモカードということで、パックからは出ないんですが、そもそも入手方法は?

なぜシングル価格が高いのか。

なぜ君が適合手術を受けずにエグゼイドに変身できたのか。

なぜガシャットを生み出せたのか。

なぜ変身後に頭が痛むのかァ!

その答えはただ一つ…。

ポケモンカードゲームチャンピオンシップポイント累積賞品だからァァァァァッははははははっ!はぁーはははは!!

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詳しくはこちらを見てください。

チャンピオンシップポイントを60P貯めるとシーズンの終わりにプレイヤーズセレモニーをもらうことができます。

ではこのチャンピオンシップポイントを貯めるには何をするのか。

一番有名なのは先日行われたチャンピオンズリーグですね。

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あとはシティーリーグ。

www.pokemon-card.com

そして

トレーナーズリーグです。

トレーナーズリーグ専用のページが見つからなかったので、文章で説明しますが、

全国のポケモンジム開催ショップで行われる、チャンピオンシップポイント獲得をかけたバトルです。

上記にあるようなチャンピオンズリーグやシティリーグは大都市でしか開催されていないため、室蘭に住んでいる僕は2019年シーズンのチャンピオンシップポイントはほとんどこのトレーナーズリーグで貯めました。

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2019年シーズンの僕の戦績です

つまり、ジムバトル開催してくれている店舗があれば、シティリーグが開催されるような大都市でなくても、トレーナーズリーグでチャンピオンシップポイントを貯めることができるんですね。

因みになんですが、本来チャンピオンズシップポイントは世界大会出場の指標になるもので、このポイントを沢山稼いだ上位のポケモンカードプレイヤーが毎年世界の場に立っています。

なので、この記事を読んでトレーナーズリーグに参加した際に、「プロモ目当てでポイントを貯めている。」のような発言を対戦相手にするのは絶対に辞めましょう。

本気で世界を目指している人に失礼です。

 

この記事を読んでトレーナーズリーグに参加してみて、世界を目指すきっかけになってもらえたら、僕はとてもうれしいです。2020年シーズンが始まってまだひと月しか経っていません。今からでも遅いことはありません。

 

 

とまあ話は大きく脱線しましたが、今回は2種類のカードを紹介してみました。

いかがだったでしょうか。新規カードの登場で、僕が紹介したカードを使う必要がないデッキ構成になることが当然あるので、参考程度に、どのようなカードが次期スタンダードで強力なカードとなるのかを考える指標にしていただければと思います。

 

 

今回の記事は以上です。先ほど掲載した画像にあるとおりチャンピオンシップポイントを60ポイント貯めたので、「プレイヤーズセレモニー」が9月中旬以降に届くはずです。

その際には僕が前期トレーナーズリーグエクストラレギュレーションで使用した

オーロットBREAKデッキ」と「ロンリーゾロアークGXデッキ(通称ロンゾロ)」について紹介したいと思っています。

前述しましたが、最近ポケモンカード公式からもエクストラレギュレーションが激推しされています。今後に期待ですね。

 

 

 

 

引用元等